ことら送金では、銀行窓口やATMに行かなくてもスマートフォンアプリで送金手続きができます。
さらに、相手が携帯電話番号やメールアドレスをことら送金に登録していれば口座番号など口座情報を入力せずに送金手続きができます。そのため、自身の口座間でちょっとした送金をするときにも便利です。
ただし、新しいサービスであるため、基本的な機能の使い方や具体的な利用シーンが分からない方もいるはずです。
この記事では、「みんなの銀行」アプリでのことら送金の使い方、みんなの銀行と組み合わせて使うコツなどを紹介します。
※携帯電話番号やメールアドレスを指定してことら送金を利用するためには、受け取り口座と携帯電話番号、メールアドレスの紐づけが必要です。
「みんなの銀行」アプリでのことら送金の使い方

「みんなの銀行」アプリでのことら送金の使い方を、(1)みんなの銀行でお金を受け取るとき、(2)みんなの銀行からお金を送るときの2パターンに分けて解説します。
(1)みんなの銀行でお金を受け取るとき
他行からの送金をみんなの銀行で受け取る場合は、以下の操作が必要です。
・受け取る側(みんなの銀行アプリ)
みんなの銀行の口座番号で受け取る場合は、事前設定(操作)は不要です。相手に携帯電話番号やメールアドレスで送金してもらい、お金を受け取る場合、「みんなの銀行」アプリで事前の設定が必要です。
次の流れに沿って設定を行いましょう。
<設定方法>
➀「みんなの銀行」アプリのマイページ(Wallet画面右上の人型アイコン)をタップする
②各種設定をタップ
③ことら送金の設定画面を開く
④「連携する」をタップする

携帯電話番号やメールアドレスは、1つの銀行でしか登録できません。みんなの銀行でお使いの携帯電話番号・メールアドレスのみ登録可能です。
・送る側(他行アプリ)での操作
送る側は、各銀行所定のアプリをダウンロードしたうえで、アプリによっては事前設定が必要です。事前設定後に、アプリ内で送金先を指定して、送金を行います。詳しくは、銀行ごとに異なるので銀行ウェブサイトで確認してください。
(ことら送金が使用できるアプリはこちら)
(2)みんなの銀行からお金を送るとき
みんなの銀行からの他行口座に送金する場合は、以下の操作が必要です。
・受け取る側(他行アプリ)での事前設定
受け取る側は、事前設定なしでも支店・口座番号指定で受け取り(着金)可能です。ただし、携帯電話番号やメールアドレスを指定して受け取る場合は、各銀行所定のアプリをダウンロードしたうえで、事前設定が必要です。(ことら送金が使用できるアプリはこちら)詳しい設定方法は、各銀行のウェブサイトで確認してください。
・送る側(みんなの銀行アプリ)の操作方法
「みんなの銀行」アプリを開き、次の流れに沿って手続きを行いましょう。
<手続きの流れ>
➀Action画面から「ことら送金する」をタップする
②送金方法を選択する
③携帯電話番号・メールアドレス・口座情報を入力する
④送金額を入力する
⑤必要に応じて送金に添える相手へのメッセージを入力する※1
⑥送金内容を確認し、送金ボタンをタップする
⑦送金完了

ことら送金は、手続き中に送金が完了されるのが特徴です。
送金先に着金すると、「みんなの銀行」アプリ上に送金完了のメッセージが表示されるため、メッセージを確認してから手続きを終了しましょう。
みんなの銀行の口座をお持ちでない方は、「みんなの銀行」アプリのインストールと、口座開設が必要です。※2
※1 携帯電話番号、メールアドレスを指定して送金する場合のみ、メッセージ入力が可能です。
※2 みんなの銀行から送金する際は、みんなの銀行アプリから手続きをしてください。
【ケース別】みんなの銀行&ことら送金を組み合わせて使うコツ

ここでは、みんなの銀行とことら送金を組み合わせて使うコツを、4つのケース別に紹介します。
ケース1:自分の他行口座と手数料を気にせずやりとり

ことら送金を使えば、送金手数料を気にしなくて良いため、自分の口座同士で何度でもお金のやりとりができます。そのため、ATMに行ってお金を下ろして現金を移動させる必要はありません。
また、目的別にお金を仕分けしたい場合は、他行口座からみんなの銀行口座に送金後、ボックス(貯蓄預金)を活用するとよいでしょう。
いつでもお金をやりとりできることで、銀行口座を用途に応じて簡単に使い分けることができます。
ケース2:パートナーや家族間での生活費の分担や仕送り
ことら送金なら、使っている銀行が異なっても送金手数料がかからないため、パートナーや家族間での生活費のやりとりにもおすすめです。
例えば、共働きの夫婦で生活費を折半している場合、毎月決まった金額を相手に送金するだけでなく、臨時的な支払いが発生する都度、送金回数を気にせずに送金できます。一人暮らしの子どもに仕送りを送る・受け取る場合も、ことら送金なら何度送金しても手数料がかかりません。
また、生活費や仕送りとして受け取ったお金は、ボックス(貯蓄預金)を使って、目的別に仕分け可能です。「自由に使えるお金」と「取っておくお金(光熱費・食費・家賃など)」を分けて管理できます。
更に、ボックス(貯蓄預金)では、1円から自動積立ての設定も可能です。毎月一定額を自動で積立てし、ボックス(貯蓄預金)からウォレット(普通預金)に移動すれば、そこから送金できます。
ケース3:友達とのワリカン支払い

グループで飲食店に行った場合など、会計時に代表者がカードなどでまとめて払う場面があるかもしれません。
現金を持ち合わせていなくても、ことら送金対応の銀行口座があれば、まとめて払ったお金をみんなの銀行口座へすぐに送金してもらえます。
携帯電話番号やメールアドレスさえ共有すれば手続きできるため、あとから請求することなく、その場でお互い気持ち良く精算できるでしょう。
ケース4:プレゼントの共同購入
友だちと共同でプレゼントを購入することになったとき、一人ひとりが代表者に現金で精算しようとすると、管理が大変です。
また、振込で精算する場合、代表者は自分の口座情報を共有しなければならないため、抵抗がある方もいるでしょう。
ことら送金なら、精算の手間や口座情報を共有する必要はありません。
もし自分が代表者で、プレゼントを現金で購入するなら、みんなの銀行のカードレス出金も活用できます。みんなの銀行では、セブン銀行ATMにスマートフォンをかざすだけで入出金可能です。
みんなの銀行を活用すればお金の管理がもっと自由に!

前章でふれた機能も含め、みんなの銀行にはたくさんの便利な機能があります。
バーチャルデビットカードでキャッシュレス決済をしよう
みんなの銀行では、口座開設と同時に、「みんなの銀行」アプリ内にデビットカードが自動で発行されます。※
アプリ内の「バーチャル」デビットカードなので、キャッシュレス&カードレスです。デビットカードの利用後は、支払いと同時に口座から引落されるから、口座残高以上に使いすぎる心配がありません、また、利用後すぐに利用履歴をアプリで確認できるため、安心です。
ことら送金を使えば、送金手数料無料で、他行の給与口座などからみんなの銀行口座に送金できます。送金したお金を使い、バーチャルデビットカードで買い物をするのもよいでしょう。
※発行審査にお時間がかかる場合がございます。審査結果によってはご利用いただけない場合もございます。
毎月の収支を振り返ろう
「レコード」機能では、お金の出入りが自動で記録・グラフ化されます。
他行口座やクレジットカードなども連携すれば、みんなの銀行以外のお金も含めて、毎月の収支を簡単に把握できます。
ことら送金の取引履歴も、他行との取引履歴と一緒に見られるため、管理が楽になります。
また、「#ランチ」「#ファッション」など、自分で決めたハッシュタグを明細に付けられるため、ハッシュタグごとに検索・収支確認が可能です。
みんなの銀行でことら送金を利用しよう
ことら送金の入金時には、一般的に実施されているメール通知に加え「みんなの銀行」アプリでの通知も実施されるため、入金に気付きやすいのが特徴です。
また、送金・入金の内容やメッセージも、「みんなの銀行」アプリのタイムラインで一元管理できます。
更に、みんなの銀行には休止時間(メンテナンス)がなく、いつでも利用可能です。みんなの銀行を使うことで、ことら送金の利便性が高まるでしょう。
ことら送金の使い方まとめ
「みんなの銀行」アプリでことら送金の受け取り設定をしておくと、所定の携帯電話番号やメールアドレスでお金を受け取れます。
また、ことら送金でお金を送る場合も、「みんなの銀行」アプリから簡単に手続き可能です。
みんなの銀行とことら送金を組み合わせれば、自分の口座同士でのやりとりのほか、さまざまなケースで便利に活用できます。
みんなの銀行の口座をお持ちでない方は、「みんなの銀行」のアプリをインストールして、口座開設をしてみませんか。
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