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「銀行の口座開設の理由にはどのようなものがある?」
「銀行の口座開設に、理由や目的は必要?」
「みんなの銀行は目的に合わせた利用ができる?」
これから銀行口座を開設しようと考えている方のなかには、このような疑問を持つ方もいるかもしれません。
銀行口座の開設には、生活費決済や貯蓄用の口座を作るなどの理由があります。また、口座開設手続きでは、理由や目的の申告が必要です。
この記事では、銀行の口座開設をする際のおもな理由や目的、口座開設時に理由や目的を問われる訳を解説します。あわせて、みんなの銀行の口座開設方法や便利な機能も紹介します。
口座開設の理由や目的にはどのようなものが多い?
銀行の口座開設にはどのような理由があるのでしょうか。まずは、口座開設のおもな理由や目的について解説します。
生活費の決済
日常生活費の出し入れや、支払いなどをおもな目的とする口座です。日常生活費には、食費や公共料金・税金・クレジットカード利用料金・子どもの学費などの支払いがあります。
生活費の決済口座は、一般的にメインバンクとして使用するため、家の近くにある銀行や、インターネットやアプリで管理できる銀行など、利便性の高い銀行がおすすめです。
また、お金を出し入れする回数が多くなることが予想されるため、口座開設時には、入金手数料や出金手数料をチェックしておくことが大切です。
アルバイト代や給与の受け取り
アルバイト代・給与・賞与・年金などを受け取るための口座です。
公共料金やクレジットカード利用料金を支払うため、生活費決済と給与などの受取口座を同じ口座にしている方も多いかもしれません。
入ってくるお金と出て行くお金を同じ口座でまとめると、入出金の流れがわかりやすくなります。なお、アルバイト代や給与の受取口座は、勤務先から特定の銀行の推奨を受ける場合があります。
貯蓄
定期預金・積立式定期預金・貯蓄預金など、貯蓄をするための口座です。貯蓄を目的とする口座のおもな種類と内容は以下の通りです。
種類 | 特徴 |
---|---|
定期預金 |
・あらかじめ預入期間を決め、満期日までお金を預入れる口座 ・固定金利型と変動金利型があり、普通預金よりも金利が高い傾向にある |
積立式定期預金 |
・一定額のお金を毎月積み立てる口座 ・目的に向けてコツコツお金を貯めたい人に向く |
貯蓄預金 |
・普通預金より金利が高い傾向にあり、残高によって金利が変動する場合がある ・出し入れ自由であるため、定期預金よりもお金を動かしやすい ・口座引落しができないため、お金を貯めるのに向いている(普段使いと貯蓄性のバランスが良い) |
ローンの決済
住宅ローン・教育ローン・自動車ローンなど、ローンの借入れや返済をするための口座です。銀行でローンを組む場合、ローンを利用する銀行の口座が必要です。
ローンの審査通過後に融資が実行されると、銀行で開設した口座にお金が振り込まれます。そのため、口座開設が必要な場合は、時間に余裕を持った早めの手続きをしておくとよいかもしれません。
銀行の口座開設に理由は必要?
次に、銀行で口座開設をする際、口座開設の理由や目的を問われる訳などを解説します。
口座開設では「口座開設の理由や目的」の確認が行われる
銀行のインターネットやアプリ、または店頭で銀行口座を開設する際、口座開設の理由や目的の確認が行われます。
これは、犯罪収益移転防止法により平成25年4月1日から、口座開設時に氏名・住所・生年月日に加え、取引を行う目的・就業状況についての確認が必要になったからです。
そのため、銀行の口座開設時には、口座開設の目的や理由を申告しなくてはなりません。
口座開設の理由や目的の確認は「犯罪防止のため」
銀行の口座開設時、犯罪収益移転防止法により理由や目的の確認が行われるのは、不正利用される口座の開設を防ぐためです。銀行口座を不正に利用する犯罪には、以下のようなものが挙げられます。
・違法業者などの架空請求
・預金口座を利用した違法な取り立て
・マネーロンダリング
・テロ資金供与
このような犯罪を防ぐため、口座開設時は理由や目的の確認が必須となり、申込者の本人確認書類の提出も求められます。
1つの銀行で開設できる口座は1口座
銀行口座を不正利用した犯罪を防止するため、一般的に「1つの銀行で開設できる口座は1口座」と決められています。理由としては、銀行口座を不正利用した犯罪の防止に加え、休眠口座の増加防止などがあります。
例外として、金融機関が認める正当な理由がある場合は、1つの銀行で複数の口座開設が可能になります。
とはいえ、生活費決済やローン決済、貯蓄のための口座など、複数の口座を持った方が、日常的な支出と貯蓄のお金の線引きが明確になり、お金管理や貯蓄がしやすくなります。
簡単3ステップ「みんなの銀行」の口座開設方法
みんなの銀行は、スマートフォンがあればいつでも即日口座開設が可能です。ここからは、「みんなの銀行」の口座開設方法を紹介します。
【Step1】アプリをダウンロード
アプリストア(App Store/Google Play)から、みんなの銀行アプリをダウンロードします。ご利用になれるスマートフォンは1台のみで、複数端末での同時利用はできません。
ダウンロードは下記のリンクから行えます。
【Step2】お客さま情報の入力・本人確認
みんなの銀行の口座開設における申込条件は次のとおりです。
・日本国籍がある
・国内居住者である
・満15歳以上である
・個人名義である
アプリを起動し、お客さま情報を入力します。本人確認では、写真付きの官公庁から発行された書類で以下のうちいずれか1点が必要になりますので、事前にご用意ください。
・運転免許証
・マイナンバーカード(個人番号カード)
・住民基本台帳カード(写真付)
・パスポート(2014年3月以降発行のもの・住所記入欄があるもの)
・官公庁が発行するその他顔写真付書類
※運転経歴証明書(平成24年4月1日以降交付のもの)・身体障害者手帳(カード様式)・精神障がい者保健福祉手帳(カード様式)に限ります
【Step3】ユーザーID・ログインパスワードの設定
本人確認終了後、ユーザーIDとログインパスワードを設定して口座開設は終了です。
みんなの銀行の口座開設では、お客さまからの書類の郵送は一切不要です。また、原則みんなの銀行から発送される書類もありません。
入出金などは、全てスマートフォンで完了するため、キャッシュカードは不要です。みんなの銀行は、口座開設をしたその日からご利用いただけます。
「みんなの銀行」では目的に合わせた利用が可能
みんなの銀行では、1つの口座でさまざまなサービスが利用できます。最後に、みんなの銀行の便利な口座利用方法を解説します。
目的1.日常使い用の口座と貯蓄用の口座を一緒に使いたい
みんなの銀行では、普通預金の口座開設と同時に貯蓄預金口座が自動で開設されます。口座開設と同時にボックス(貯蓄預金)機能の利用が可能です。
みんなの銀行では、2つの口座がアプリ内で管理できるため、通帳・キャッシュカード・ログインパスワード・ユーザーID・メールアドレスなどの管理の手間を省くことが可能です。
ウォレット(普通預金)とボックス(貯蓄預金)間のお金の移動も、ドラッグ&ドロップによって指先1つで簡単にできます。
目的2.貯蓄するなら目的別にお金を貯めたい
みんなの銀行のボックス(貯蓄預金)は、最大20個まで作成可能です。
例えば、車購入用・結婚資金用・住宅購入用などの資金を貯める際、ボックス(貯蓄預金)を利用すると、目的別にお金を貯められます。
また、ボックス(貯蓄預金)は、目的別の口座名・目標金額・目標日の設定が可能なため、一目でそれぞれのボックス(貯蓄預金)の貯蓄額の把握や、目標金額の達成度の確認が可能です。
なお、ウォレット(普通預金)だけでなく、ボックス(貯蓄預金)間のお金の移動も、ドラッグ&ドロップで簡単に操作できます。
目的3.自分の生活スタイルに合わせた自動積立がしたい
ボックス(貯蓄預金)には、「都度貯蓄」と「自動積立」の2つの利用方法があります。
そのため、毎月コツコツとお金を貯めたり、ボーナスが出たタイミングでまとめてお金を貯めたりするなど、用途に応じた使い分けが可能です。
自動積立は、日次・週次・月次・年次でスケジュールを自分で設定できるため、各々のスタイルに合わせてお金が貯められます。なお、ボックス(貯蓄預金)は、1円からでも入金可能です。
目的4.複数の銀行口座やクレジットカードなどの残高をまとめて管理したい(レコード機能)
レコードとは、みんなの銀行だけでなく、ほかの銀行の預金残高やローン残高、クレジットカードや電子マネーの残高などの資産や収支を「お金の記録」として、アプリ内で一元的に確認できるサービスです。
レコード機能を使用して、ほかの金融機関と連携すると、みんなの銀行以外のお金もまとめて管理できるようになります。
また、下記の画像のように明細にハッシュタグを付けると、共通のハッシュタグがついた明細がまとめて表示されるため、家計簿のように月ごとの収支をグラフで確認できます。
家計簿をつけるのが苦手な方でも、スマートフォンで簡単に把握することができます。
ここまでみんなの銀行でできることを4つ紹介しました。
複数の銀行で口座を開設すると、通帳やキャッシュカード、ログインパスワードなどの管理の手間が増えてしまいますが、みんなの銀行では1つの口座を用途によって簡単に使い分けることが可能です。
また、レコード機能を使えば、他の金融機関の資産や収支をまとめて把握でき、複数口座を効率よく管理できます。
口座開設の理由まとめ
銀行口座を開設するおもな理由には、生活費決済・給与などの受取・貯蓄などがあります。銀行口座の開設は、原則1つの銀行に対し1つの口座のみです。
お金を上手に管理するには、目的に応じた複数の口座開設が必要ですが、口座の数が増えるにつれて管理の手間も増えてしまいます。
みんなの銀行なら、「ウォレット(普通預金)」の口座開設と同時に「ボックス(貯蓄預金)」も開設され、ほかの金融機関のお金を管理できるレコード機能も利用できます。
「口座の数を増やしたくない」「一括でお金の管理がしたい」などのお悩みを持つ方は、みんなの銀行をぜひご利用ください。
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