カードローンの金利とは?金利が安い(低い)カードローンの選び方

カードローンの商品を選ぶ際、注目したいポイントのひとつが「金利」です。

カードローンの「金利」とは、借りたお金に対して発生する利息の割合のことです。借入金額と借入日数が同じ場合、金利が安い(低い)ほうが利息額は下がります。

利息額を抑えるため、相場より安い(低い)金利のカードローンを選ぶには、銀行系カードローンや「上限金利」に注目するとよいでしょう。

この記事では、カードローンの金利について解説するとともに、金利の安い(低い)カードローンの選び方や、「みんなの銀行」のローンの特徴を紹介します。

新たにカードローンの利用を検討している方などは、ぜひ参考にしてください。

カードローンの「金利」とは

カードローンの「金利」とは、借りたお金に対して発生する利息の割合のことで、「年利」や「年率」とも呼ばれます。

金利は、カードローンの商品や審査で定められた利用限度額によって異なり、借入金額と借入日数が同じ場合、以下の例のように金利が安い(低い)ほうが利息額は下がります。

(例)
・金利18%で10万円を借りる場合:1ヶ月(30日)の利息は1,480円
・金利10%で10万円を借りる場合:1ヶ月(30日)の利息は822円

なお、カードローンの金利は次の計算式で算出できます。

「利息額」=「借入金額(円)」×「金利(%)」×「借入日数(日)」÷365

金利とあわせて知っておきたいカードローンの基礎知識

続いて、カードローンを利用するにあたって金利とあわせて知っておくと良い「利息」や「利子」、「実質年率」について解説します。

利息・利子

利息・利子は、いずれも同じ意味の言葉として使われることが多く、借りたお金に対して支払う使用料を指します。そのためどちらを使っても間違いではありませんが、「利息」のほうがより一般的です。

また法律用語では「利息」が用いられていることから、ほとんどの金融機関でも「利息」が使われています。そのため以降の記事でも、「利息」を用いて解説しています。

ただし、なかには借りた側が対価として支払うものとして利子、貸した側が対価として受け取るものを利息と、立場の違いで使い分けているケースもゼロではありません。
使い分けについても事前に理解しておくと、利息と利子が同時に登場しても混乱せずに済みます。

利息は金利によって決定し、金利が高いほど利息が高く、低いほど利息も低くなります。
金利をもとにカードローンの利息額を計算する際は、次の計算式を用います。

「利息額」=「借入金額(円)」×「金利(%)」×「借入日数(日)」÷365

例えば、借入金額が10万円・金利が15%・借入日数が1ヶ月(30日)の場合、上記計算式に当てはめると「10万円×15%×30日÷365=1,233円」となります。
したがって、カードローンの1ヶ月間(30日)の利息額は1,233円、1日に換算すると約42円の利息です。

実質年率

カードローンによっては、「金利」ではなく「実質年率」と表記している場合があります。

実質年率とは、利息に加えて手数料や保証料などの費用を加えた金利のことです。実際の利息額は、この実質年率を基準に計算します。

ただし、多くのカードローンでは上記の手数料や保証料を金利に含めている場合が多く、実質年率=金利になっているケースも少なくありません。
例えば、手数料・保証料を含めた金利が5%の場合、実質年率も5%となります。

カードローンの金利はどのように決まる?仕組みを解説

続いて、カードローンの金利はどのように決まるのか、その仕組みを見ていきましょう。

上限金利はカードローンを提供する金融機関によって変動

上限金利は、カードローンを提供する金融機関によって異なるのが特徴です。

カードローンは大きく「銀行系」と「消費者金融系」の2つに分けられ、銀行は上限14~15%、消費者金融は18%程度に設定しているケースが多いといえます。

上記のとおり、一般的には銀行系ローンのほうが上限金利を低く設定しているケースが多いため、金利の低いローンを検討している方は銀行系ローンを中心にチェックしてみるのがおすすめです。

金利と利用限度額(利用可能枠)の関係

利用限度額は、ローンなどを契約した際に借りることができる金額の上限を指します。
カードローンの場合は限度額の範囲内で複数借入れができるため、「利用可能枠」とも称されます。

カードローンで適用される金利は、審査の際に決定したこの利用限度額(利用可能枠)によって決まるのが一般的です。
利用限度額が低ければ金利は高く、反対に利用限度額が高ければ金利は低くなります。

上限金利は最大でも20%まで

金利は、利息制限法という法律によって最大でも「年20%まで」と決まっています。

これは、お金を貸す側という強い立場にある金融機関や消費者金融が、不当に高い金利を設定しないようにするのが目的です。

上限金利は、利用金額10万円未満の場合で最大の20%、10万円~100万円未満で18%、100万円以上で15%となっています。
カードローンを利用する際は、利用金額に応じた上限金利を確認し、不当に高い金利で借りてしまうことのないよう注意しましょう。

どれくらいなら金利が安い(低い)と言える?

カードローンを扱っているのは、おもに「銀行」と「消費者金融」の2つです。銀行には、ネット銀行なども含まれます。

銀行と消費者金融のカードローンについて、一般的な金利の目安は、次のとおりです。

・銀行系カードローン:年1.5%~17.5%程度
・消費者金融系カードローン:年3.0%~18.0%程度

「年◯%~◯%の範囲内なら低金利」という明確な定義はありませんが、上記の目安以下の金利なら、比較的安い(低い)カードローン商品だといえるでしょう。

また、消費者金融系カードローンよりも銀行系カードローンのほうが、一般的には金利が安い(低い)傾向※1にあります。

※1 金利や利用限度額はサービス提供元により異なります

金利の安い(低い)カードローンを選ぶための視点

ここでは、カードローンを選ぶ際に意識したいポイントについて見てみましょう。

銀行系カードローンを選ぶ

金融機関にもよるものの、先述のとおり、銀行系カードローンは消費者金融系カードローンより金利が安い(低い)傾向※1にあります。

したがって、金利の安さ(低さ)を第一に考えるなら、銀行系カードローンを中心に検討するとよいでしょう。

銀行系カードローンなら、同一の銀行の普通預金口座と紐付けることで、返済や管理が楽になるというメリットもあります。

上限金利に注目する

カードローンの金利は、銀行の審査により決定されます。

例えば「年金利3.0%~18.0%」と示されていたとしても、審査の結果、18%が適用される場合もあります。そのためローンを選ぶ際は、下限金利ではなく上限金利に注目するようにしましょう。

複数の借入れがある場合は一本化する

現時点で複数の業者から融資を受けている場合は、「おまとめローン」などと呼ばれる商品を活用し、借入れを一本化する方法があります。

おまとめローンは返済額を減らすことを目的にしたローンで返済額を減らせるケースがある※1ほか、複数の借入れをまとめることで、返済日が統一されて管理しやすくなる点がメリットです。

ただし、現在利用しているカードローンと比べ、必ずしも金利が下がるわけではありません。特に、銀行系カードローンを利用しているなら、現在の金利よりも上がる可能性があるため注意が必要です。

※1 金利や利用限度額はサービス提供元により異なります

キャンペーンやサービスを利用することで低金利になる場合も

上限金利が高いカードローンでも、キャンペーンや金利に関するサービスなどを行なっている時期に申込みを行なえば低金利で利用できる可能性があります。
例えば、金利引下げキャンペーンや期間内の返済で利息の支払いが不要になる無利息サービスなどが挙げられます。

そのほか、自社ポイントのプレゼントキャンペーンなど、返済負担を軽減できるサービスを利用できる場合も少なくないため、事前のチェックしておくとよいでしょう。

金利以外も要チェック!カードローンを選ぶ際の5つのポイント

ここからは、金利とあわせてチェックしたいカードローンを選ぶ際のポイントを5つ挙げて紹介します。
カードローンの利用を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

申込みや手続きのしやすさ

金融機関の窓口や無人契約機ウェブサイト、アプリ申込みや手続きが手軽にできるかどうかは、カードローンのサービス提供元によって異なります。
そのため、事前に自分にとって申込みや手続きをしやすい方法があるかどうか確認しておくことが重要です。

また、申込みしやすいカードローンを探すのとあわせて本人確認書類など手続きに必要な書類をあらかじめ用意しておくと、よりスムーズに進めやすくなります。

審査や融資開始までに必要な日数

近日中に支払いが迫っている場合や急な出費の発生など、できるだけ早くカードローンを利用したい場合は審査や融資開始までにかかる日数が短いものを選びましょう。
例えば、審査完了までの早さを強みにしているカードローンはもちろん、口座開設が不要なカードローンも選択肢のひとつです。

あわせて、借入希望額をできるだけ必要最小限にする、もしくは必要書類に不備や不足がないようにしておくなど、よりスムーズに審査が受けられるよう工夫するのも効果的です。

借入れ・返済時の手数料

利用するカードローンや返済方法によっては、手数料が発生する場合がある点に留意する必要があります。
なかでも、返済時の手数料は毎月支払う必要があるため、余分な支払いを抑えるためにも事前にしっかりチェックしておくことが大切です。

利用・返済時の利便性の高さ

自動引落としや振込、ATMやインターネットバンキング、アプリの利用が可能かどうかなど、返済のしやすさも重要なポイントといえます。
返済は完済まで毎月続くため、より返済しやすいカードローンを選ぶとよいでしょう。

また、借入額に応じて返済すべき最低金額をチェックし、毎月いくら返済する必要があるか把握することも大切です。
あわせて、早く返済総額を減らせる繰上返済や、自分の都合の良いタイミングで返済できる随時返済が選択できるかどうかも見ておくとよいでしょう。

プライバシーに配慮されているか

契約を進めるうえで必要な手続きの際、「周囲にカードローンの利用を知られたくない」と考える方は少なくないでしょう。
その場合、プライバシーに配慮した対応をしているかどうかも、カードローンを選ぶうえのポイントとなり得ます。

例えば、銀行系カードローンのなかには、カードレスや郵送物無し、電話無しで契約できるものがあります。

また、全てWeb上で確認・手続から利用まで完結できるものを選ぶのもよいでしょう。契約後の書類管理に気を遣う必要がなく、プライバシーを守りつつカードローンを利用できます。

みんなの銀行の「ローン」は銀行系カードローンで、年金利は1.5%~14.5%

最後に、みんなの銀行の「ローン」サービスを見てみましょう。

みんなの銀行には、カードレスの「ローン」サービスがあります。年金利は1.5%~14.5%、利用限度額は10万円~1,000万円※2です(商品概要説明書はこちら)。

みんなの銀行は「デジタルバンク※3」なので、ローンの申込みはもちろん、借入れや返済もみんなの銀行のスマートフォンアプリで完結、事業性資金以外であれば使いみちも自由です。

審査は年収の入力のみで、勤務先への在籍確認や、契約書や取引明細といった自宅への郵送物もありません※4。年収の情報を入力したあとは、最短即日 ※5で借入条件が提示されます。

また、借りたお金の返済方法は、次の2通りから選べます。

①毎月好きなタイミングで「普通預金口座(Wallet)」から返済する方法
②毎月月末に「普通預金口座(Wallet) 」から自動引落しする方法

「今月は利息分だけで、元金は余裕があるときに返済しよう」などと、柔軟な返済ができるため、初めてカードローンを利用する方でも安心です。

※2 お申込みに際して当行所定の審査をさせていただきます。審査結果によってはご希望に添いかねる場合がありますが、その場合、お断りする理由および内容についてご回答いたしません。金利・利用限度額(最大)は、審査により決定します。提示の利用限度額以内で利用限度額を設定いただけます
※3 デジタルバンクは、従来の枠組みに捉われることなく、デジタル起点で発想しゼロベースで設計された次世代の銀行です。デジタルで銀行を再定義(Re-Define)し、デジタルネイティブなアプローチで銀行としての新たな機能を創造します
※4 当行が必要と判断した場合(お客さまと連絡がつかなくなった場合、ローンの返済が遅れている場合等)にはこの限りではございません
※5 申込状況等により、数日程度時間を要する場合があります

金利の安い(低い)カードローンまとめ

カードローンの「金利」とは、借りたお金に対して発生する利息の割合のことです。借入金額と借入日数が同じ場合は、金利が安い(低い)ほうが利息額が下がります。

金利が安い(低い)カードローンを選びたい方は、上限金利に注目して比較するとよいでしょう。

みんなの銀行のカードレスの「ローン」サービスなら、年金利1.5%~14.5%と、消費者金融系カードローンよりも安い(低い)金利で借入れできる傾向があり※1、使いみちも事業性資金以外であれば自由に決められます。
審査は「みんなの銀行」アプリ上で完結し、勤務先への在籍確認などはありません。

返済の仕方も柔軟に決められるため、安心してご利用いただけます。

ただし、「ローン」サービスを利用するには、みんなの銀行の口座が必要です。
まずは口座開設をしてみませんか。

※1 金利や利用限度額はサービス提供元により異なります

  1. みんなの銀行TOP
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  4. カードローンの金利や利息とは。低金利カードローンの選び方も解説
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