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銀行口座の開設を考えている方のなかには、
・銀行のおもなサービスはなに?
・銀行の種類や特徴は?
・日中忙しくてスマートフォンだけで取引を完結させられる銀行が知りたい
といった疑問を持つ方もいるでしょう。
銀行には、都市銀行・地方銀行・ネット銀行・デジタルバンクなどの種類があります。口座開設をする際は、それぞれのメリット・デメリットを把握し、自分に合う銀行を選択することが重要です。
今回は、銀行のおもなサービス、銀行の種類やメリット・デメリットとスマートフォンだけですべてのサービスが完結する「みんなの銀行」(デジタルバンク)の特徴を紹介します。
スマートフォンでいつでもすぐに口座開設
銀行のおもなサービスは?

まずは、一般的な銀行のおもなサービスについて解説します。
預金
預金とは、銀行にお金を預けることです。預金には、普通預金・定期預金・貯蓄預金・外貨預金など、目的に応じたさまざまな種類があります。
融資
融資とは、銀行からお金を借りることです。利用者は、一定期間内に銀行から借りたお金の返済が必要です。
融資には、住宅ローン・マイカーローン・教育ローンなど、お金を借りる目的に応じた商品のほか、フリーローン・カードローンなど原則使途を問わない商品もあります。
企業に対する融資では、事業拡大や設備投資のための資金調達をします。
保険商品の販売
一部の銀行では、保険を販売しています。取扱う保険の種類は銀行によって異なりますが、生命保険・医療保険・自動車保険・火災保険・団体信用保険などが販売されています。
投資商品の販売
銀行では、投資信託・国債・公共債・NISAなど、お金を増やすための金融商品を販売しています。
デビットカード・クレジットカードの発行
銀行では、デビットカードやクレジットカードを発行しています。デビットカードとは、利用したその場で、銀行口座から利用金額が引落されるカードです。一方、クレジットカードは、銀行が指定する毎月の支払日に1ヵ月分の利用金額が引落されます。
※ 取り扱っている商品・サービスは銀行ごとに異なります
銀行の種類とそれぞれのメリット・デメリット

ここからは、銀行の種類や特徴について見ていきましょう。
都市銀行
一般的には、大都市に本店を置き、全国の主要都市に支店を展開している銀行を指します。
都市銀行のなかでも規模が大きく、国際的な取引量が多い銀行は「メガバンク」といわれています。
メリット・デメリット
都市銀行は、企業の歴史が長く規模が大きい、安定した経済基盤により信頼性が高い、利用客が安心感を得られる、といったメリットがあります。
大都市や主要都市に本店・支店・ATMが設置されているため、都会に住む方には利用しやすい銀行といえるでしょう。
地方によっては1つの県に1つの支店しかない、または支店自体がないこともあります。ATMの数も少ないため、地方に住み、頻繁に銀行を利用する方にとっては、利便性は低いでしょう。
地方銀行
地方銀行とは、地方都市に本店がある銀行を指します。地方銀行は、地方経済を営業の基盤としているため、地域密着型の銀行といえるでしょう。
地方銀行は、全国地方銀行協会に加盟する「地方銀行(第一地銀)」と、第二地方銀行協会に加盟する「第二地方銀行(第二地銀)」に分類されます。
地方銀行(第一地銀)と第二地方銀行(第二地銀)の業務内容に大きな違いはありません。第二地方銀行(第二地銀)は、元の相互銀行が普通銀行になったものです。
メリット・デメリット
地方銀行は支店やATMが多く設置されているため、その地域に住んでいる方にとっては、利用しやすい銀行といえるでしょう。
ただし、全国各地に支店やATMがないため、転勤する機会が多い方にとっては、転勤先での利便性が低くなることが考えられます。
地方銀行は、地域の経済の発展や産業の活性化などが経営目的に含まれるため、個人はもとより、地域にある中小企業との関係や個別対応が重視されます。
ネット銀行
ネット銀行とは、おもにインターネットを中心に取引を行う銀行のことを指し、「ネットバンク」ともいわれます。
ネット銀行は、実店舗や自社のATMを持ちません。ATMを利用する際は、コンビニエンスストアやほかの金融機関と連携しているATMを利用します。
メリット・デメリット
ネット銀行は、実店舗やATMを設置しないことで、店舗運営費用や人件費を抑えられるため、預金金利は高めの傾向にあります。
口座開設をはじめ、ほぼ全てのサービスがインターネットで完結し、原則24時間利用できることが特徴です。
ただし、実店舗を持たないため、対面でのサービスを受けることはできません。
デジタルバンク
デジタルバンクは、従来の枠組みに捉われることなく、デジタル起点で発想しゼロベースで設計された次世代の銀行です。デジタルで銀行を再定義(Re-Define)し、デジタルネイティブなアプローチで銀行としての新たな機能を創造します。
2021年5月に日本で初めて誕生したデジタルバンク「みんなの銀行」は、Google Cloud上に勘定系システムを構築したスマホ完結型の銀行で、デジタルネイティブ世代のお客さまのニーズに寄り添った新しい金融機能・サービスを提供しています。
これらの個人向け金融機能・サービスを、API※1を通じて様々なパートナー企業に提供することで、「金融」と「非金融」がシームレスに結び付いた新たな価値共創を目指す「BaaS (Banking as a Service) 事業」も展開しています。
メリット・デメリット
デジタルバンクは、スマートフォンから原則24時間アクセス可能、口座開設から全てのサービスがスマートフォンアプリで完結します。
ネットバンクと同様に、店舗運営費用や人件費を抑えられるため、預金金利は高め、各種手数料は安めの傾向にあることが特徴です。
ただし、対面でのサービスを受けたい人にとってはデメリットとなるでしょう。
※APIとは、Application Programming Interface のことで、銀行と外部の事業者との間の安全なデータ連携を可能にする取組みです
スマートフォン完結のデジタルバンク「みんなの銀行」の特徴は?

次に、みんなの銀行の特徴を3つ紹介します。
スマートフォンアプリで口座開設後すぐに使える
みんなの銀行スマートフォンアプリでは、以下のすべてのサービス利用できます(2023年9月30日時点)。
また、お客さまからの書類の郵送も不要です。口座開設と同時に、スマートフォンアプリ上にデビットカードが発行されます。※1
※1 発行審査にお時間がかかる場合あり、発行をお断りする場合があります
スマートフォンアプリからさまざまなサービスを利用できる
みんなの銀行スマートフォンアプリでは、以下のすべてのサービス利用できます(2023年9月30日時点)。
貯める|整理する | 送る|受け取る | 支払う |
振り返る | 立て替える | 借りる |
ATM |
幅広いセキュリティ対策で安全性を強化
みんなの銀行では、以下のようなセキュリティ対策で安全性の強化に取り組んでいます。
・利用できるスマートフォンは1台のみ、登録した端末以外からの利用はできない
・取引きの種類に応じて所有認証・記憶認証・生体認証の認証要素を組み合わせ、不正利用を防止
・みんなの銀行が24時間365日セキュリティ監視を実施
実店舗が存在しないみんなの銀行だからこそ、さまざまなセキュリティ対策を講じています。
デジタルバンク「みんなの銀行」へよくある質問

最後に、みんなの銀行のよくある3つの質問について解説します。
口座開設に条件はある?
日本国籍を持ち、日本国内在住の満15歳以上の個人のお客さまであれば口座開設が可能です。ただし、法人口座・屋号・団体名のついた口座開設はできません。
口座開設時に必要な本人確認書類は?
みんなの銀行では、口座開設申込時に本人確認書類のアップロードが必要です。
<ご利用可能な本人確認書類>
・運転免許証
・パスポート (2014年3月以降発行で所持人記入欄があるもの。※富士山の図柄のものは対象外)
・マイナンバーカード(個人番号カード)
・住民基本台帳カード(写真付)
・運転経歴証明書(平成24年4月1日以降交付のもの)
・身体障害者手帳(カード様式)
・精神障害者保健福祉手帳(カード様式)
※学生証は本人確認書類として受付できません
スマートフォンの紛失・盗難はどうしたらいい?
スマートフォンの紛失や盗難の際は、不正利用を防止するため、速やかに利用している携帯電話会社に連絡し、スマートフォンの利用を停止してください。
みんなの銀行喪失届受付センターにおいても、みんなの銀行スマートフォンアプリの利用停止を受付ています。警察への届け出も忘れず行いましょう。
みんなの銀行スマートフォンアプリについては、スマートフォンアプリを開く前にユーザーIDとログインパスワードの入力が必須、ログインできる端末は1台のみといったセキュリティ対策を行っています。
銀行の種類まとめ
銀行には、都市銀行・地方銀行・ネット銀行・デジタルバンクなどの種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。口座開設の際は、銀行の特徴を理解し、自分にあった銀行を選択することが重要です。
近年注目されている「デジタルバンク」は、スマートフォンのみで口座開設でき、貯める・送る・支払う・借りるなど、多機能なサービスの利用も全てスマートフォンのみで解決します。
これから口座開設を考えている方は、より便利なデジタルバンクの「みんなの銀行」を検討してみてはいかがでしょうか?
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