デビットカードは、飲食店やショッピングでの支払いの際、その場で銀行口座から利用金額が引落されるカードです。デビットカードには、プラスチックカードがなくてもスマートフォンを店頭の専用端末にかざすだけて支払いが完了するものもあります。
とはいえ、「デビットカードはどのような商品?」「どうやって使うの?」「プラスチックカードがないと即時引落しはできない?」などの疑問を持つ方も多いでしょう。
この記事では、まず一般的なデビットカードの概要や、基本的な使い方を解説します。プラスチックカードを使わず、スマートフォンのみで支払いが完了する、みんなの銀行のデビットカードの特徴も紹介しています。
デビットカードとは

デビットカードとは
デビットカードとは、飲食店やショッピングなどの支払時に、自分の銀行口座から利用金額が、その場で引落されるカードのことです。
デビットカードには、JCBやVISAなどのロゴマークが表記され、店頭の端末を通して利用金額を支払うため、クレジットカードのように利用できます。
デビットカードには、プラスチックカードではなく、スマホアプリのなかに発行される、バーチャル型のカードも存在します。
※みんなの銀行デビットカードは、バーチャル型です。
デビットカードとクレジットカードの違い
デビットカードとクレジットカードの違いは、クレジットカードはクレジットカード会社の定めた日に口座から利用金額が引落される「後払い」であるのに対し、デビットカードは「即時引落し」されることです。
デビットカードでの支払いは、リアルタイムで銀行口座残高に反映され、すぐに利用状況を振り返ることができるため、「使いすぎ防止」に役立ちます。
デビットカード利用までの流れ
一般的なデビットカードの利用までの流れを見てみましょう。
- 1.インターネットや郵送などで申込む
- 2.デビットカードが郵送で届く
- 3.デビットカードを使って支払いをする
※プラスチックのカードではなく、スマホアプリなどに、バーチャル発行されるものもあります。
※みんなの銀行デビットカードは、バーチャル型です。
デビットカードのメリット
デビットカードには、使いすぎ防止のほかに、以下のようなメリットもあります。
・現金を持ち歩かなくても支払いができる
・デビットカードの利用でポイント付与やキャッシュバックされる場合がある
・15歳から申込みができる(審査はある)
・即時で取引明細に反映されるため家計管理がしやすくなる
これらのメリットは、金融機関によって異なる場合があります。ご利用の際は、各金融機関のウェブサイトなどをご確認ください。
デビットカードの使い方

次に、デビットカードの使い方における2つの具体例を紹介します。
コンビニやスーパーで買い物をするとき
一般的なデビットカードの利用までの流れを見てみましょう。
デビットカードは、コンビニやスーパーなど、いつものお買い物で利用できます。
一般的なプラスチックカードの場合は、「カードで」「1回払いで」「JCBで」と、店員に伝え、クレジットカードと同じように支払います。
デビットカードを「Apple Pay」や「 Google Pay™ 」に設定した場合は、コンビニやスーパーでの支払時に、「クイックペイで」「タッチ決済で」と店員に伝えるだけで、スマートフォンで支払いができます。
スマートフォン、もしくはデビットカードを持ち歩けば、現金を忘れても慌てず済むうえ、小銭を数える手間が省け、会計をスムーズに済ませられるでしょう。
デビットカードは、利用金額が即時銀行口座から引落されるため、使いすぎを防止できるほか、スマートフォンに通知が来るので、利用履歴の確認がしやすくなります。
インターネットで買い物をするとき
デビットカードでインターネットショッピングをする際、クレジットカードと同様に、「カード番号・有効期限・カード名義人・セキュリティコード」を入力します。
インターネットショッピングでは、デビットカードを利用できない商品があるため注意が必要です。
※デビットカードは、分割払いを利用できません。
みんなの銀行「デビットカード」の3つの特徴

ここからは、みんなの銀行デビットカードの3つの特徴について解説します。
みんなの銀行デビットカードではプラスチックのカードがなく、スマートフォン1つで取引できるので、これまで紹介してきた一般的なデビットカードとは使い方が異なります。
特徴1:年会費無料で口座開設後すぐに使える!
みんなの銀行デビットカードは、年会費・新規発行手数料・更新手数料が無料です。
特徴2:口座直結だから使ったらすぐに確認できて安心!
飲食店やショッピングで利用の際、一般的なプラスチックのデビットカードと同様、その場で利用金額がみんなの銀行普通預金口座から即時で引落されます。
取引明細も、利用後にすぐにアプリに反映され、みんなの銀行スマホアプリでいつでも簡単に確認ができるため、「使いすぎ防止」につながります。
また、利用限度額は、普通預金口座残高の範囲内です。みんなの銀行スマホアプリで利用限度額の設定や、使わないときの一時利用停止もできるため、利用も各種設定も簡単に行なえます。
特徴3:ネットショッピングやタッチ決済もスマートフォン1つで完結!
みんなの銀行デビットカードは、プラスチックカードがないバーチャル型のため、財布を持ち歩かなくて済むうえ、デビットカードをなくすような心配もありません。
デビットカードのカード番号を利用すれば、JCBのマークがある世界中のショッピングサイトの利用が可能です。
また、Apple Payや Google Payに登録すると、日本全国のQUICPay+™(クイックペイプラス)の加盟店を利用できます。Apple Payでは、JCBタッチ決済に対応している世界中のお店でも利用できます。
店頭でバーコードやQRコードを出す必要がなく、お店の決済端末にかざすだけで支払いができるため、コンビニやスーパーでの日常の支払いが便利になるでしょう。
みんなの銀行のデビットカードは、毎月の携帯電話利用料金や公共料金の支払いもできます。一部の加盟店では、デビットカードに対応していない場合もあるため、利用の際は事前にご確認ください。
みんなの銀行「デビットカード」の使い方
それでは、みんなの銀行「デビットカード」の使い方を紹介します。
①お店で使う
<事前設定>
1.Apple Payや Google Pay に登録する
2.デビットカード画面から「Apple Pay/ Google Pay
に登録する」をタップし、画面案内に従って利用規約同意やSMS認証を行ないます。
※詳しい登録手順はこちら:Apple Pay(iPhoneの方)、 Google Pay(Androidの方)
メインカードに設定しておくと、支払いの際に、みんなの銀行デビットカードが自動選択されるため便利です。
<決済のタイミング>
以下のマークのあるお店で使うことができます。



お店の人にQUICPayでのお支払いの場合は「クイックペイ」でと伝え、決済端末にスマートフォンを近づけると、お支払いができます。
Apple PayではJCBのタッチ決済に対応しているお店もご利用できます。JCBでのタッチ決済でのお支払いの場合は「JCBタッチ決済で」または「JCBのタッチ決済」でまたは「JCB」で伝えてください。

②ネットショッピングで使う
みんなの銀行のデビットカードは、JCBのマークがある世界中のショッピングサイトで利用できます。
ネットショッピングの決済方法選択画面で「クレジットカード」を選択し、みんなの銀行アプリのデビットカード画面を開き、カード番号などの必要情報を確認して入力します。
みんなの銀行アプリでは、「カード名義人・カード番号・有効期限・セキュリティコード」欄をそれぞれ長押しすると、内容をコピーできるため、入力をミスなくスムーズに行なえます。

※ ページ内に表示されているUIは開発中のものです。実際の画面とは異なる場合がございます。
※ Apple Payを利用するにはiOS 12.5.2以降が必要です。Apple Payに対応しているデバイスについてはこちらをご覧ください。
※ Apple Payは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
※ Google Pay のご利用には、Google ウォレット™ アプリのダウンロードが必要になります。
※ Google ウォレット は Android 7.0 以降かつFeliCa搭載端末おサイフケータイ® アプリ 9.0.0以上で利用できます。
※ Android、Google Pay、Google ウォレット は Google LLC の商標です。
※「おサイフケータイ」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。
※「QUICPay+」は、株式会社ジェーシービーの登録商標です。
ボックス(貯蓄預金)とデビットカードを組み合わせて無駄遣い防止をしよう!
20代・30代は、日々使うお金をしっかり管理し、自分の夢の実現や、好きなこと、応援したい人にお金を使えるようにするとよいでしょう。
お金の管理には、みんなの銀行のボックス(貯蓄預金)機能が便利です。みんなの銀行で銀行口座を開設すると、貯蓄預金のなかに仮想のボックスを作れます。
ボックス(貯蓄預金)は、ウォレット(普通預金)のお金を整理・整頓するためのもので、目的や用途に応じて、最大20個まで作成可能です。ボックス(貯蓄預金)の使い方の具体例を見てみましょう。
STEP1. ボックス(貯蓄預金)に、固定費・旅行費・自動車購入費・貯蓄用などの口座を作る
-
新規作成をタップ
-
ボックス名を入力
-
作成完了
STEP2. 給料日に振り込まれたお金を、ウォレット(普通預金)からボックス(貯蓄預金)に振り分け、ウォレット(普通預金)に残ったお金を1ヵ月分の生活費にする
-
ドラッグ&ドロップで移動先を選択
-
金額を入力
-
移動完了
STEP3.生活費は、クイックペイに対応しているコンビニやスーパーなどで支払う
STEP4.デビットカードは普通預金口座の残高までしか引落せないため、無駄遣い防止になる
※ページ内に表示されているUIは開発中のものです。実際の画面とは異なる場合がございます。
※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です