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リボ払いの返済のコツは?支払い方法や返済が長引く理由

リボ払いの利用を検討している方のなかには、「リボ払いを返済するのは難しいのではないか」と不安に思っている方もいるかもしれません。または 、現在既にリボ払いを利用しており、「もっと上手く返済する方法はないか」と考えている方もいるでしょう。
リボ払いの返済は、できる限り早く進めることを意識するのがコツといえます。また、少額での返済を継続しすぎると、返済期間が長引く恐れがあるため注意が必要です。
この記事では、リボ払いの基礎知識として支払い方法の種類を解説しつつ、返済のコツや返済が長期化する要因、返済の長期化により生じるリスクを解説します。
目次
リボ払いの支払い方法はおもに3つ

まずは、リボ払いの基礎知識として3つの支払い方法(返済方法)について解説します。
定額方式
定額方式とは、返済残高にかかわらず自身であらかじめ設定しておいた金額分のみ毎月返済する方法です。例えば、返済設定額が2万円で合計10万円分リボ払いを利用した場合、毎月2万円ずつ返済を行ないます。
定額方式は毎月の支払い額が変わらないため自身のペースで返済を進めやすい反面、追加で利用した分も残高に組み込まれるため残高の総額を把握しにくい点に注意が必要です。
残高スライド方式
残高スライド方式は、返済残高に応じて毎月の返済額が段階的に変動(スライド)する支払い方法です。
例えば、残高が10万円以下であれば毎月の返済額は1万円、10万円~20万円以下なら2万円といったように変動していきます。なお返済残高に応じた返済額は、クレジットカード会社や金融機関によって異なります。
残高スライド方式は返済残高を把握しやすい一方、残高が多いほど毎月の返済負担も大きくなるのが特徴です。
定率リボルビング方式
定率リボルビング方式とは、残高に対する割合を一定に固定し、毎月割合に応じた額を支払う方法です。あらかじめ5%や10%などの割合を決めたうえで、クレジットカード会社や金融機関と契約します。
例えば、定率リボルビング方式で10万円分利用した場合、毎月の返済額は10万円×5%で5,000円です。ただし、そのあと追加で10万円利用、返済中の残高と合わせて15万円となった場合、返済額は7,500円に変動します。
したがって定率リボルビング方式では、残高スライド方式と同様に残高の変動に合わせて毎月の支払い額も大きく変動する点に留意する必要があるでしょう。
リボ払いの返済は早さを重視することが大切!リボ払い返済の4つのコツと対策

冒頭でも述べたとおり、リボ払いの返済は長期化しないようできるだけ早く終わらせるよう心がけることが大切です。
ここでは、リボ払いを早く返済するコツについて4つのポイントを解説します。
完済まで利用残高を増やさないよう心がける
リボ払いの支払いが残っている期間はできるだけクレジットカードの利用を控え、残高を増やさないよう意識することが大切です。
リボ払いは毎月一定額の返済が続くため、完済前に追加で利用してしまうケースも少なくないでしょう。ただ、追加利用は残高を増やし、返済期間を長引かせる要因になりかねません。
返済期間の長期化を防ぐためには、明細をこまめに確認し残高や利用内容をきちんと把握しましょう。支払いが残っていることや支払いそのものへの意識を高めることで、リボ払いの使い過ぎ防止にもつながります。
可能な限り毎月の返済額を増やす
あらかじめリボの設定金額を変更し、毎月の支払い額を増やすことで返済期間が早まり、手数料負担の軽減にもつながります。
設定額を引き上げる際は、あくまで家計に無理のない範囲にするのがおすすめです。
一括返済・繰上返済を活用する
資金に余裕がある場合は、残高を一括返済してしまうのも効果的です。毎月こまめに返済するのと比べて手数料もかからないため、返済総額を軽減できます。
また、一括返済ができなくてもまとまった収入があるときに繰上返済を活用するのも効果的です。早く残高を減らせるため、一括返済と同様に手数料の軽減につながります。
金利の低いカードローンに乗り換えを検討する
銀行系のローンなど、リボ払いよりも金利の低いカードローンを活用し、まずリボ払いの残高すべてを返済してしまうのも手段の一ひとつです。ローンを使ってリボ払い分を返済することで、利息や手数料の軽減効果も期待できます。
ただし、この方法では乗り換え先のローンにも審査がある点と、あくまでローンを利用するため利息が生じ返済も続く点に留意しましょう。
現在、リボ払いの利用やリボ払いなどローンの乗り換えを検討されている場合は、みんなの銀行のローンがおすすめです。
みんなの銀行のローンは、申込みから借入れ、返済まですべてスマートフォンアプリのみで完結できます。審査はお勤め先情報・年収の入力のみで受けられるほか、事業性資金を除いて使いみち自由のためリボ払いの借換えも可能です。
返済も、今月は利息分だけ、余裕があるときに元金をまとめてなど、自分のペースに合わせて進められます。加えて、繰上返済は手数料無料です。
リボ払いがなかなか終わらないケースで考えられる3つの原因・理由

前項にて、リボ払いはできるだけ早く返済するのがポイントと解説しました。ただ、実際にリボ払いを利用している方のなかには「返済が終わらない」という声を聞いたことがある方も少なくないでしょう。
ここでは、リボ払いが長期化し返済がなかなか終わらないケースで考えられる要因について、代表的なものを3つ挙げ解説します。
リボ払いを利用する際は、以下の要因に注意して長期化を避けるように心がけましょう。
手数料の高さ
返済が長期化する要因のひとつとして、「手数料率および手数料の高さ」が挙げられます。
手数料率は、ローンを利用する際の「金利」に該当するものです。リボ払いの手数料率は多くのクレジットカード会社において15~18%で設定されており、支払い回数によるものの分割払いなどと比べると高水準といえます。ちなみに、分割払いの一般的な手数料率は12~15%とされています。
手数料率が高ければその分手数料も高額となり返済総額も増えます。そのため、返済完了までの期間も長引きやすくなるのです。
毎月の返済の固定額設定が低い
リボ払いの定額方式では、毎月の返済額はクレジットカード会社などが定める最低返済額を基準に利用者自身が設定できます。ただし、この設定額が極端に低すぎる場合、元金を返済するのが遅れ返済期間が長期化しやすくなるため注意が必要です。
また前述の手数料の高さから、残高に対して返済額が少ない場合元金を返済できず、手数料だけを支払うことになる恐れもあります。
したがって返済を長期化させないためには、利用金額に応じてこまめに設定額を変更することも重要です。
支払い総額が把握しにくく、返済期間の長期化に気付かない
リボ払いは、毎月一定額のみ、口座からの自動引落しで返済する設定となっているのが一般的です。そのため、毎月自動で返済が行なわれていることから利用残高も減っていると錯覚しやすい点に注意する必要があります。
上記によって、本来は手数料しか返済できていないなど利用残高が減っていないにもかかわらず追加でリボ払いを重ねてしまい、更に残高が増えるケースも少なくありません。これを防ぐためには、毎月利用明細を確認ししっかり残高が減っているかどうかを確認することが大切です。
リボ払いの返済長期化により生じるリスク

リボ払いの返済が長期化したまま追加で利用を続けた場合、利用限度額に達してしまい分割払いなどほかの支払い方法も含めて割賦枠の範囲内でしか使えなくなります。更に、返済滞納に陥った場合はクレジットカードが利用停止となってしまう可能性もあるため注意が必要です。
加えて、クレジットカードの支払い滞納は、カード停止だけでなく給料や財産の差し押さえにつながるおそれもあります。
リボ払いに限りませんが、残高の返済が不可能になった場合は弁護士などに相談し債務整理を行なうのも手段のひとつです。反面、債務整理は今後の信用情報や生活に影響をおよぼすため可能な限り避けることが重要です。
支払い滞納やカード停止にならないよう、リボ払いは返済できる金額の範囲内で計画的に利用するよう心がけましょう。
リボ払い返済のコツまとめ
リボ払いは便利な支払い方法である反面、残高が把握しにくく返済が長期化しやすいリスクがある点に注意が必要です。
返済を進める際は、できるだけ早く残高を減らせるように毎月の返済額の設定を見直すのはもちろん、資金に余裕があれば一括返済や繰上返済を検討するのもよいでしょう。加えて、ローンに乗り換えてリボ払いの残高を一括返済するのも選択肢のひとつです。
みんなの銀行のローンは、リボ払いの借換えにも利用可能です。通常のローンとして利用する場合も事業性資金を除いて使いみち自由、借入、返済はスマートフォンのアプリのみで完結できる点も強みです。
「リボ払いを一括で返済したい」「リボ払い以外のローンを利用したい」と考えている方は、ぜひみんなの銀行のローンをご検討ください。
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