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「銀行の口座開設は複雑で時間がかかる」「口座開設に必要なものがよくわからない」という印象を抱いている人は少なくありません。また、口座開設は時間がかかって面倒に感じる人もいるでしょう。
口座開設に必要なものは、基本的には口座名義人の本人確認書類と印鑑です。また、本人確認書類とスマートフォンだけで最短即日で口座開設できる銀行もあります。※
この記事では、口座開設に必要なものを詳しく解説し、口座開設の一般的な方法を紹介します。
また、本人確認書類とスマートフォンだけで口座開設が完結する「みんなの銀行」の必要書類や手続きについてもお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
スマートフォンでいつでもすぐに口座開設
※店舗で口座開設する場合には、現金が必要な場合もあります
口座開設に必要なものは?

銀行で口座開設するために必要なものは、本人確認書類です。
本人確認書類とは身分を証明する書類のことで、銀行によっては本人確認書類だけでなく印鑑が必要な場合もあります。
口座開設に必要な本人確認書類の具体例
口座開設に必要な本人確認書類には、1点だけの提示で良いものと、2点を合わせた提示を求められるものがあります。
1点だけの提示で良い、顔写真付きの本人確認書類の具体例は以下のとおりです。
・運転免許証
・パスポート
・マイナンバーカード(個人番号カード)
・運転経歴証明書
・住民基本台帳カード(写真付)
・在留カード
・特別永住者証明書
・各種福祉手帳(身体障害者手帳など)
また、2点を合わせた提示が必要な本人確認書類は以下のとおりです。
・各種健康保険証
・後期高齢者医療被保険者証
・各種年金手帳
・母子健康手帳
・住民票の写し
・印鑑登録証明書
・公共料金の領収書
ただし、インターネットで口座開設する場合には、顔写真付きの本人確認書類を2点提示することが必要なケースもあります。
代理人による口座開設や法人の口座開設の場合
お子さまのために口座開設を行う場合など、代理人による手続きには、口座名義人の本人確認書類と代理人の本人確認書類をそれぞれ提示する必要があります。
代理人として認められるのは、親権者や法定代理人です。
銀行によっては本人以外の口座開設を不可としているケースもあります。代理人による口座開設を検討している場合は、銀行の公式ウェブサイトや電話などで確認しておくとよいでしょう。
なお、法人の口座開設を行う場合、手続きする人の本人確認書類のほかにも法人の印鑑登録証明書や履歴事項全部証明書などが必要です。
口座開設の一般的な方法は3つ

口座開設の一般的な方法を、3つに分けて解説します。
店舗窓口で手続き
店舗窓口での手続きの場合、銀行の営業時間内に直接店舗に出向いて口座開設の手続きを行います。
店舗窓口で手続きする際には、本人確認書類と印鑑の持参が必要です。現金が必要な場合もあります。また、来店予約が必要な銀行もあるため、予約の要不要についてはあらかじめ確認しておくとよいでしょう。
口座を店舗窓口で開設する場合、相談しながら手続きできる点は安心な一方、20分~1時間程度の時間がかかります。
また、口座番号はその場で通知されるのが一般的です。ただし、手続きを行うタイミングが閉店間際であったり混雑している時間帯であったりする場合は、数日かかることもあります。
店舗窓口で口座開設した場合、キャッシュカードの受け取りには1週間程度かかることが多い傾向です。キャッシュカードの発行をその場で行っている銀行もあるため、気になる際には問合わせてみるとよいでしょう。
インターネットで手続き
インターネットで手続きする場合、スマートフォンやパソコンから銀行の専用ページにアクセスし、必要項目を入力して口座開設の申込みを行います。
追加で、入力した内容が反映された申込書を印刷し、必要部分に記入・捺印したあと、本人確認書類と一緒に銀行へ郵送が必要な場合もあります。
申込み後、または銀行に申込書が到着してから1~2週間程度で本人確認が完了します。口座番号の通知書類やキャッシュカードが郵送されます。
店舗窓口に足を運ぶ必要はない一方、手続きの完了までにある程度の日数がかかる点は把握しておきましょう。
スマートフォンアプリで手続き
第3の方法は、スマートフォンアプリによる手続きです。口座開設をスマートフォンアプリで行う場合、まずは銀行が用意している専用アプリをスマートフォンでダウンロードします。
専用アプリの説明に従いながら本人確認書類と顔写真を撮影し、必要項目の入力後に送信するのが一般的な流れです。
約1週間後、メールや郵送で口座番号が通知され、キャッシュカードが届きます。ただし、手続きのあと即座に口座開設が完了し、キャッシュカード不要で入出金できる銀行もあるため、口座番号をすぐに知りたい場合は利用を検討するとよいでしょう。
※口座開設に必要なものは銀行、口座種類によって異なる場合があります
「みんなの銀行」なら口座開設の手続きがスマートフォンアプリで完結!

スマートフォンアプリを使って口座開設できるみんなの銀行で手続きするメリットや必要書類、口座開設の流れについて紹介します。
最短即日に口座開設できる「みんなの銀行」
みんなの銀行では、スマートフォンアプリだけで口座開設が完結します。
口座開設の手続きに際し、本人確認書類の郵送や捺印は必要ありません。最短即日で口座を開設でき、口座開設したその日のうちにATM利用やショッピングなどが可能です。
また、みんなの銀行のスマートフォンアプリはシンプルなデザインであるため操作方法がわかりやすく、銀行口座を初めて開設する方でもすぐに操作できます。
「みんなの銀行」の口座開設に必要なもの
みんなの銀行の口座開設に必要なものは、写真付きの本人確認書類です。以下の本人確認書類のうち、いずれか1点を用意する必要があります。
・運転免許証
・運転経歴証明書 (平成24年4月1日以降交付のもの)
・パスポート(2014年3月以降発行で所持人記入欄があるもの。富士山の図柄のものは対象外)
・マイナンバーカード(個人番号カード)
・住民基本台帳カード(写真付)
・身体障害者手帳(カード様式)
・精神障害者保健福祉手帳(カード様式)
氏名や住所など、本人確認書類の記載内容に変更がないかをチェックしておくことが重要です。
「みんなの銀行」の口座開設の流れ
みんなの銀行の口座開設は、以下の3つの手順で手続きを行います。
1.みんなの銀行のスマートフォンアプリをダウンロードする
2.スマートフォンアプリを開いて必要項目を入力する
3.スマートフォンアプリのビデオ通話機能を使って本人確認を行う
本人確認後にログイン設定を行えば、口座開設は完了です。
口座開設後に使える「みんなの銀行」の便利な機能

ここでは、みんなの銀行の機能を紹介します。
キャッシュカード不要で入出金
みんなの銀行の機能は全てがスマートフォンアプリで完結するため、キャッシュカードの発行はありません。
キャッシュカード不要で、全国のセブン銀行ATMでQRコードを使用してお金の引出し・預入れができます。
外出時にキャッシュカードを持ち歩く必要がないため、財布がスッキリするのがメリットのひとつです。
デビットカードでタッチ決済
みんなの銀行で口座開設と同時に利用できるデビットカードは、スマートフォンアプリから発行されるバーチャルデビットです※1。JCBマークのあるお店でネットショッピングやタッチ決済を行えます。
支払いと同じタイミングで口座からお金が引落されるため、お金の使いすぎを防げるのが便利です。
急な出費には立替えも可能
飲み会の支払いや結婚式のご祝儀など、急にお金が必要になったときには「カバー」機能が役立ちます※2。
カバーとはプレミアムサービスの追加オプションで、口座残高が足りない場合に「みんなの銀行」が最大5万円まで自動で立て替える機能です※3。
カバーは通常のローンとは異なるサービスで、金利がかからないため安心して使えます。
※1 みんなの銀行では口座開設と同時にバーチャルデビットカードが発行されます。デビットカードは発行審査にお時間がかかる場合あり、発行をお断りする場合があります
※2 カバーには所定の審査があり、審査結果によってはご希望に添えない場合がございますが、その場合、お断りする理由および内容についてはご回答いたしません
※3 プレミアム会員はサービス利用料月額600円が必要です(2023年9月30日時点)。詳しくはこちら
口座開設に必要なものまとめ
銀行で口座開設する際に必要なものは本人確認書類ですが、銀行によっては本人確認書類だけでなく印鑑や現金も必要です。
また、お子さまの口座や法人口座を開設する場合は、ほかの書類も用意する必要があります。
みんなの銀行の口座開設では、手続きがスマートフォンアプリで完結するため便利です。本人確認書類の郵送や申込書への捺印は一切不要で、最短即日の口座開設が行えます。
「銀行の店頭窓口に行くのが面倒」「かんたんに口座開設したい」という場合は、みんなの銀行での口座開設をぜひご検討ください。
スマートフォンでいつでもすぐに口座開設
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