ローン
リボ払いの仕組みは?メリット・デメリットとおすすめの返済方法

「リボ払いはどういう仕組みなの?」「メリット、デメリットを知りたい」という人もいるかと思います。
リボ払いは高額な買い物をしても、毎月の支払額を一定にできる支払方法です。
しかし利用残高に応じた手数料が上乗せされるため、返済総額の負担が大きくなる可能性があります。
本記事ではリボ払いの仕組みや種類、メリット・デメリットを解説します。そして最後にリボ払い以外の選択肢としてローンにも触れているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
リボ払いとは?

クレジットカードの支払方法は、一括払いや分割払いなどいくつか種類がありますが、リボ払いもそのうちの1つです。
「リボルビング払い」の略で、利用金額や件数にかかわらず、支払額を毎月一定にできるのが特徴です。
リボ払いの仕組みと分割払いとの違いは?
リボ払いと似た支払方法に分割払いがあります。混同している人もいるかもしれませんが、仕組みは大きく異なります。
リボ払いと分割払いの仕組みの違いをみていきましょう。
リボ払いの仕組みは?
リボ払いは利用残高(買い物や旅行などの利用金額の合計)を、毎月一定額で支払っていきます。毎月の支払額は自分で設定可能です。
リボ払いは利用残高に応じてリボ払い手数料が上乗せされます。これはキャッシングの利息にあたり、次の式より算出されます。
リボ払い手数料=利用残高×金利×利用日数÷365日
実質年率は15%が一般的ですが、クレジットカードにより異なるため使用する際は事前に確認するようにしましょう。
分割払いと何が違う?
分割払いもクレジットカードの支払方法の1つです。
利用した金額を複数回に分けて支払う点ではリボ払いと同じですが、次の点で異なります。
リボ払い:毎月の支払額を自分で決めることができ、支払額は毎月一定です。
分割払い:支払回数を自分で決めることができ、回数は買い物ごとに設定可能です。
なお、分割払いは1回の利用金額に応じた手数料がかかります。
リボ払いの3つの種類と特徴

リボ払いには次の3つの支払方式がありますが、クレジットカード会社により採用方式が異なります。
・元利定額方式
・元金定額方式
・残高スライド方式
各支払方式の特徴をみてみましょう。
元利定額方式
リボ払い手数料を含めた毎月の支払額を一定にする方式です。
支払開始初期は支払額に占めるリボ払い手数料の割合が高いため元金が減りにくいですが、支払いを重ねて利用残高が減ると相対的に元金の割合が増えていきます。
元利定額方式のメリットは、支払額が一定であり返済の予定を立てやすい点です。
元金定額方式
毎月一定の元金にリボ払い手数料を上乗せする方式です。
リボ払い手数料は利用残高が大きいほど高くなるため、支払開始初期は毎月の支払額が大きく、利用残高の減少にともない支払額が徐々に少なくなります。
毎月の支払額は変動するものの、返済する元金は一定であるため、元利定額方式よりも支払総額を抑えられることがメリットです。
残高スライド方式
利用残高に応じて、毎月の支払額が段階的に増減する方式です。
具体的には次のような支払方法の場合です。
・利用残高が10万円以下の場合、毎月の支払金額は1万円
・利用残高が10万円超30万円以下の場合、毎月の支払額は2万円
・利用残高が30万円超の場合は10万円ごとに1万円を上乗せ
支払額はクレジットカード会社により異なるので、事前に確認するようにしましょう。
リボ払いの2つのメリット

リボ払いのメリットは大きく2つあります。
・家計管理をしやすい
・高額な買い物や急な出費に対応しやすい
それぞれ具体的にみていきましょう。
家計管理をしやすい
支払額が一定のリボ払いは返済予定を立てやすいため、家計管理がしやすくなります。
通常、毎月の出費は異なります。それらを把握するとなると手間や時間もかかるでしょう。
リボ払いで金額を固定することで毎月の出費の変動を抑えることが可能です。
高額な買い物や急な出費に対応しやすい
リボ払いは複数回に分けて支払うため、一度に全額を用意する必要がありません。
購入したい商品やサービスがあるけど高額なときや、急な出費があるが発生して資金が足りないときに家計に大きな負担なく対応することが可能です。
ただし、リボ払い手数料が発生するため無計画な使い方はおすすめできません。
どうしても必要な商品・サービスがある場合や、収入が入る予定だが支払いに間に合わない場合などの使用に留めることが重要です。
リボ払いの2つのデメリット

リボ払いのデメリットも2つ解説します。
手数料がかかり返済総額が増えやすい
先述のとおり、リボ払いは利用残高に応じて15%程度のリボ払い手数料がかかります。繰り返し利用すると利用残高が膨れ、返済総額が増えてしまいます。
リボ払いは毎月の家計負担を軽減できますが、総合的に考えると支払額によっては家計負担が増える可能性があることは覚えておきましょう。
返済が長期化しやすい
リボ払いは、利用状況を把握しにくい点にも注意が必要です。
例えば、リボ払いではクレジットカードの利用金額が多い月があっても、設定した支払額は変わりません。そのためお金を使っている実感がわかず、つい買い物をしすぎてしまう危険性があります。
また、毎月の支払額が少ないと、「順調に返済している」と思っていても、実は利用残高があまり減っていないということもあり得ます。支払額の大部分を手数料が占めてしまうためです。
日常的にリボ払いを利用している場合や、支払額が少ない場合は、返済期間の長期化につながります。いつまでも返済が終わらないという事態にもなりかねません。
リボ払いを計画的に利用するためには、利用明細で利用残高をこまめに確認し「次のリボ払いの利用は完済してからにする」など返済の目途を立てて利用するとよいでしょう。
リボ払いよりもおすすめの返済方法は?

リボ払いはメリットもある一方で、支払総額が大きくなりやすいなどデメリットもあります。利用に不安を感じる人もいるでしょう。
そのような場合は、ローンの利用も一案です。ローンの概要やメリットを紹介します。
ローンの活用も選択肢のひとつ
リボ払いのリスクが不安な場合、ローンの活用もおすすめです。
ローンは銀行や貸金業者などの金融機関が提供する個人向けの融資です。金融機関と契約を結ぶことでATMなどから現金を借り入れることが可能になります。
リボ払いと同様に、利息を含め金融機関が定めた一定額を毎月返済するのが一般的です。
ローンのメリット
リボ払い手数料は15%程度なのに対してローンの金利は1~20%と幅広く、利用限度額も大きい傾向にあります。
既にリボ払いを利用している場合でも、切り替えることで金利が低くなる可能性もあります。
また、ローンは担保・保証人が必要となることがほとんどありません。担保・保証人を用意する手間や時間がかからないため、スピーディに借入れが可能です。
利用限度額内であればいつでも何度でも借入れできるのも魅力です。
リボ払いを計画的に利用するためには、利用明細で利用残高をこまめに確認し「次のリボ払いの利用は完済してからにする」など返済の目途を立てて利用するとよいでしょう。
資金使途も自由(事業性資金除く)なため、生活費や旅行、急な出費などにも使えます。
ローンは、実際に借り入れるまでは契約だけなら利息は発生しません。 もしものときに備えて事前に契約しておくのもよいでしょう。
「みんなの銀行」ローンはリボ払いよりも低金利で柔軟な返済も可能

ローンには様々な商品があり、会社ごとに特徴も異なります。
最後にカードレスで借入れできる「みんなの銀行」ローンを紹介します。
一般的なリボ払いよりも低金利で借入れできる傾向がある
金利は支払総額に影響するため、借入れ時には重視したいポイントです。
「みんなの銀行」ローンの年金利は1.5%~14.5%※1であり、一般的なリボ払いよりも低金利で借入れできる傾向があります。
そのため、毎月の返済や支払総額を抑えることも可能です。
申込みもスマートフォン完結
「みんなの銀行」ローンは申込みから借入れ、返済までの全てがスマートフォンアプリで完結します。
原則として「みんなの銀行」からお客さまへの電話連絡や勤務先への在籍確認はなく、お客さまから書類を郵送してもらうこともありません。
面倒な手続きなく借入れできるので利便性に優れています。
最短即日、スマートフォンアプリならではのスピード審査
スピーディな審査も「みんなの銀行」ローンの魅力です。
借入れの申込みは年収入力のみで、一次審査は最短即日※2で完了します。その場で年金利(1.5%~14.5%)や利用限度額(最大1,000万円)などの借入れ条件がわかります。
24時間365日いつでも申込みができるので、急な出費や資金繰りに困っているときも役立つでしょう。
柔軟な返済ができる
毎月一定額の支払いだと返済が厳しい月もあるかもしれません。
「みんなの銀行」ローンは「今月は利息分だけ、まとまったお金が入る来月に一気に返済」などの柔軟な返済が可能です。
利用者の状況に合わせて無理なく返済ができるので、初めてローンを利用する方でも安心です。
- ※1. 2024年12月13日時点、金利は審査のうえ、当行で決定します。
- ※2. 申込み状況等により、数日程度時間を要する場合があります。
リボ払いの仕組みまとめ
リボ払いは支払額を毎月一定にできますが、返済が長期化しやすいなどデメリットもあります。不安がある場合はローンの活用も選択肢の一つとして検討してみましょう。
「みんなの銀行」は申込みから返済までをスマートフォンアプリで完結できるローンサービスを提供しています。時間や場所を問わず借入れでき、かつ柔軟な返済もできるので利便性に優れます。
現時点で借入れが不要でも、もしものときに備えて事前に申込みしておくのはいかがでしょうか。
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