貯蓄・金利

大学生の平均貯金額はどのくらい?
上手に貯金するためのコツ

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大学生は飲み会やサークル活動など楽しいイベントがたくさんあります。なにかとお金もかかるため、思うように貯金ができず悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

全国大学生活協同組合連合会の「第59回学生の消費生活に関する実態調査」によると、大学生の毎月の平均貯金額・繰越金額は1万4,000円~1万8,000円です。1年間で20万円ほど貯金できる計算ですが、上手に貯めるにもコツがあります。

本記事では、大学生の貯金事情や上手に貯めるコツを中心に解説します。少しの工夫で貯金を増やすことができるので、参考にしてみてください。

また、最後に「みんなの銀行ボックス(貯蓄預金)」の活用についても紹介しています。特に大学生はお得に利用できるサービスです。併せてチェックしてみてください。

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目次

大学生の1ヶ月の貯金額・繰越金額の平均は自宅生が1万8,410円、下宿生も1万4,740円!

大学生の毎月の平均貯金額は1万6575円

まずは大学生の貯金事情を見てみましょう。

全国大学生活協同組合連合会の「第59回学生の消費生活に関する実態調査」では、1ヶ月間の大学生の生活費の内訳が示されており、貯金額・繰越額※は次のとおりです。

・自宅生:1万8,410円
・下宿生:1万4,740円

毎月同程度の貯金ができると仮定すると、自宅生だと1年間に22万円、4年間で88万円ほど貯金ができることになります。下宿生も1年間に18万円、4年間で71万円ほどになる計算です。

一方で、奨学金を受給している大学生もいます。同調査では、何らかの奨学金を受給している大学生の割合は約3割となっており、約3人に1人の計算です。受給している学生のうち貸与型のみが約6割、給付型のみが2割強、どちらも併用しているのが1割弱です。

なお、貸与型の奨学金を受給している大学生の約7割は将来の返還に不安を示しています。

  • ※ 貯金額:1ヶ月間で意志をもって貯めているお金、繰越額:1ヶ月間で余ったお金でかつ、貯めるかどうかは分からない金額

貯金があると選択肢が増える

貯金があると選択肢が増える

「学生のうちからそんなに貯めなくても良いのでは?」と思う人もいるかもしれません。

しかし、貯金があると予期せぬ事態に備えることができ、自分の選択肢を広げることができます。

ここでは、貯金により可能になることを具体的に紹介します。

娯楽やイベントを楽しめる

娯楽や友人との遊びでお金が必要になることもあります。特に大学生になるとゼミやサークル活動、旅行などのイベントが盛りだくさんです。突発的な飲み会の誘いもあるでしょう。

せっかくの誘いも、金欠を理由に断ってしまうのはつらいものです。

貯金があると娯楽やイベントを気兼ねなく楽しむことができます。

新しいチャレンジができる

留学や資格取得など新しいチャレンジを検討している人もいるかと思います。

留学で新しい文化や考え方に触れたり、資格取得で知識を広げたりすることは自分の成長につながります。就職活動でも役立つことがあるかもしれません。

しかし、これらはお金がかかります。特に留学は1ヶ月で数十万円かかる可能性もあり経済的負担が大きいです。

「貯金がないけど、留学まで時間がある」という場合は、日頃からの「コツコツ貯金」がおすすめ。時間を上手に利用すれば無理なく貯めることができます。

現時点で予定していなくても、貯金があれば、万が一行きたくなったときに「お金がないから」とあきらめずに済みます。

予期せぬ事態に備えられる

ケガや事故、災害などの予期せぬ事態に備えられる点においても貯金は重要です。

新型コロナウイルス感染症の流行時では、アルバイトのシフトが削減されたり、親が失業してしまったりして、経済的に厳しい状況におかれた家庭もありました。

このような状況では、貯金がないと学校に通い続けるのも難しくなります。

予期せぬ事態が起きたときに、今の生活を守るためにも貯金は必要です。

将来の不安を軽減できる

前述のとおり、大学生の約3人に1人が奨学金を受給している状況です。なお、「第59回学生生活実態調査 概要報告」では奨学金の返済への不安や、経済的理由で学業の継続について悩みを抱える大学生がいることもうかがえます。

また、年金はもらえるか、老後の資金は大丈夫かなど将来を不安に思う人もいるかもしれません。

日頃から計画的な貯金の習慣をつけておくことで、奨学金の返済や老後の生活の見通しが立つようになります。漠然とした将来への不安を軽減できるでしょう。

上手にお金を貯めるためのコツ

上手にお金を貯めるためのコツ

貯金が必要と思っても、思うように貯められない人もいるかと思います。

実は、上手に貯金をするにはコツがあります。

上手にお金を貯めるためのコツ

  • 目標貯金額を決めて、毎月のお金の使い方を見直すこと
  • 先取り貯金をすること

この2つを意識すると計画的に貯金ができるようになります。それぞれ具体的に解説します。

目標貯金額を決め、お金の使い方を見直す

まずは、目標の金額と貯めるまでの期間を決め、毎月いくら貯金すればよいかを計算します。毎月の貯金額がわかったら収入と支出を洗い出して、お金の使い方を見直しましょう。

スマートフォンアプリで収支を記録するのも有効です。レシートを自動で読み込んだり、銀行口座を連携できたりと便利なものもあるので、ぜひ活用してみてください。

お金の使い方を見直し、現在の収支で目標貯金額を達成できないようであれば、収入を増やす、あるいは支出を減らす必要があります。

収入を増やす方法

収入を増やしたいときに、まず思い浮かぶのはアルバイトではないでしょうか。

大学生が効率よくできるアルバイトは次のようなものがあります。
・賄いがある飲食店のアルバイト
・家庭教師や塾講師などの高時給のアルバイト
・夏休みなどの長期休みを利用したリゾートバイト など

ただしアルバイトで収入を増やせても、学業に支障をきたしてしまうと本末転倒です。学業が疎かにならない範囲で行いましょう。

また、アルバイトの収入が年間103万円を超えると、法律の関係で税金が増える可能性があるため注意が必要です。

支出を減らす方法

貯金を増やすには支出を減らすことも重要です。特に固定費は一度減らすとその後も効果が続くため、見直したい支出です。

固定費は次のようなものがあります。
・家賃
・水道光熱費
・通信費 など

そのほか、外食の頻度を減らして自炊をする、スーパーのセール時にまとめ買いをする、用もないのにコンビニに行かない、なども支出を減らすには有効です。

お金を使うときは、本当に必要な支出かを自問自答すると不要なものを買わずに済みます。

先取り貯金をする

収入が入った時点で目標額を貯金に回すことを先取り貯金といいます。

生活や娯楽などでお金を使い、残った分を貯金する方法だと思うように貯まらない可能性があります。その点、先取り貯金は毎月確実に貯めることが可能です。

生活用口座と預金用口座を分けて預金用口座に自動送金すると、自然と貯まる仕組みができるでしょう。

なお、預金用口座は「普通預金」ではなく「貯蓄預金」がおすすめです。

先取り貯金には「みんなの銀行ボックス(貯蓄預金)」がおすすめ!

先取り貯金には「みんなの銀行ボックス(貯蓄預金)」がおすすめ!

先取り貯蓄をするには「みんなの銀行ボックス(貯蓄預金)」の活用も選択肢の一つです。

みんなの銀行ボックスのおすすめポイント

みんなの銀行の「ボックス(貯蓄預金)」は、お金を目的別に仕分けて貯められるバーチャル口座です。複数の銀行に分けることなく、食費や交際費、合宿代など、みんなの銀行アプリの中だけで、お金を目的別に仕分けて管理できます。

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使うお金と貯めておくお金を分けて管理できるから、初心者でもお金が貯めやすい

スケジュール設定できる

「毎週月曜日に500円」など、移動日や金額を決める「スケジュール設定」で口座内のお金の移動を自動化できる

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初心者にもおすすめ!みんなの銀行ボックスでかんたんにお金を貯めよう

お金を貯めるためには、まずは今のお金を何にいくら使っていいかを把握して、貯めたい金額と調整することで無理なくお金を貯めていくことが重要です。
ここでは、みんなの銀行ボックスを活用して、上手にお金を貯める方法をご紹介します。

step 01

まずは月に使うお金を決めて一覧で見れるようにする!

自分が毎月何にいくらくらいつかっているか、大まかな項目ごとに、箱(ボックス)を作ってみましょう。

例えば...
生活費(食費、日用品など)
交際費(飲み会、デートなど)
旅行代
etc...

step 02

毎月のお金を個別の箱に振り分け!

給料日や仕送り日など、お金が入ったら、それぞれの箱に大体の金額を振り分けましょう。
例えば...
生活費:¥30,000
交際費:¥20,000
旅行代:¥10,000
etc...
ポイント:あらかじめ「旅行代」など、目標額を決めておくのがおすすめです!

step 03

各「ボックス」の残高を見ながら、計画的に使おう!

「ボックス」機能を使えば、ひと目で残高がわかるので、使いすぎを防ぐことができます。
例えば、ご飯代を5,000円使う場合は、ご飯代から5,000円分、移動させます。そうすると、ご飯代の残りが25,000円あるということが分かります。
もし、急な出費があっても、他の「ボックス」から移動できるので安心です。

step 04

各「ボックス」の残高を見つつ貯金と出費を調整しよう!

「ボックス」機能を使えば、ひと目で何にいくら残っているかがわかります。
余裕のある項目から、少し多めにお金を使いたい項目にお金を移動しながら調整してみましょう。

例えば、合宿にどうやっても行きたいから月の途中で食費から¥5,000程度移動してみるなど。

都度調整して、今が大事かちょっと先の予定が大事かを常に把握するようにすると先取り貯金がもっとうまく行きます。

もし、急な出費があっても、他の「ボックス」から移動できるので安心です。

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大学生の貯金まとめ

大学生の1ヶ月間の生活費に占める貯金額・繰越額は自宅生が1万8,410円、下宿生が1万4,740円です。毎月同程度の貯金ができると仮定すると、1年間で18~22万円ほどになります。

一方で、大学生の約3人に1人が奨学金を受給しており、将来への不安を抱えている人もいます。

貯金があると娯楽を楽しめるだけでなく、新しいチャレンジができるなど選択肢が広がります。
予期せぬ事態に備えることもできるでしょう。

上手に貯金をするには「お金の使い方の見直し」と「先取り貯金」がポイント。生活用口座と預金用口座を分け、収入が入ったら預金用口座に自動送金する仕組みを作ると確実な貯金が可能となります。

「みんなの銀行ボックス(貯蓄預金)」では普通預金よりも金利が高く、自動振替設定で先取り預金を自動化できます。大学生・高校生なら「U25 Z割」でよりお得に利用できるでしょう。

これから貯金をしていきたいと考えている人はぜひ検討してみてください。

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口座開設方法について ボックスについて

  • この記事における貯金とは、広い意味で金銭を貯める行為そのものを意味します。厳密に言えば、ゆうちょ銀行、農協(JA)、漁協(JF)に預ける場合は「貯金」、銀行や信託銀行、信用金庫などの金融機関に預ける場合には「預金」といいますが、この記事では、貯金と預金を区別するものではありません。

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