貯蓄・金利

預金でよく聞く金利・年利・利息とは?銀行に預ける際に知っておきたい用語

  • #金利
  • #利息
  • #ボックス
預金でよく聞く金利・年利・利息とは?銀行に預ける際に知っておきたい用語

銀行にお金を預けるうえで、「金利と年利の違い」や「金利と利息の違い」などを疑問に思う方は少なくないでしょう。

金利とは、預金においては預金者が預入れした金額(元金)に対して受け取れる利息の割合を指すものであり、年利は1年間に付く利息の割合を指します。利息は、元金と金利、預入期間に応じて受け取れるお金のことです。

この記事では、金利について詳しく解説するとともに、金利と年利、金利と利息の違い、利息の計算方法について解説します。併せて、みんなの銀行の金利、普通預金、貯蓄預金についても解説していますので、銀行口座開設を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

目次

預金における「金利」とは?

預金における「金利」とは?

冒頭でも触れたとおり、預金における「金利」とは口座などにお金を預けた際に金融機関から付与される金額の割合を指すものです。

金利は、年単位、月単位、日単位などがありますが、年単位で使われるのが一般的です。また、金利は預金口座の種類や銀行によって異なります。

預金金利は、各金融機関が日本銀行の金融政策や市場の動向、自社の資金調達コスト、競争環境等を考慮して個別に決定します。例えば、金融政策が「金融引き締め」の場合は預金の金利は上昇傾向に、反対に「金融緩和」の場合は下降傾向になるのが特徴です。

金利については、以下の記事でも詳しく解説しています。

貯蓄・金利

預金の金利とは?金利が高い銀行を選ぶコツ

預金における「金利」と「年利」

預金における「金利」と「年利」

金利と混同されがちな言葉に、「年利」というものがあります。年利とは、預入金額に対して付く1年間の利息の割合のことです。なお、預金における金利は多くの場合、「年○%」と表示されているケースが一般的です。

通常、金融機関が表示する金利は年利であり、誤認を防ぐために上記のように「年○%」や「年利率かつ税引前の表示であること」などを記載しています。金利は「預入金額に対する利息の割合」、年利は「預入れ金額に対して1年間に付く利息の割合」を示している点で、厳密には意味が異なる点に留意しておくとよいでしょう。

預金における「利息」とは?知っておきたい計算方法

預金における「利息」とは?知っておきたい計算方法

利息は、お金を借りたことへの対価として生じる金銭を指す言葉です。預金においては、元金と金利、期間に応じて受け取れるお金を表すものとして使われ、金融機関によっては「利子」と称される場合もあります。

ここでは、金利と利息・利子との違い、利息の計算方法について解説します。

利息の付き方

利息の付き方には、「単利」と「複利」の2種類あり、効率良く預金の利息を増やすうえで重要となるためそれぞれの違いに注目し理解しておくことが大切です。

単利は、元金に対してのみ利息が生じます。一方で複利は、元金に利息を加えた金額に対して利息が生じるのが特徴です。

預金においては、複利のほうがお金を増やしやすくなる一方、ローンなどでお金を借りる場合は単利のほうがトータルの返済額が少なくなります。したがって、預金は複利かどうかを重視し、ローンを契約する際は単利かどうかを重視するなど、状況によってチェックするのがおすすめです。

金利から利息を計算する方法

利息を計算する際は、まず金融機関などのホームページで金利を確認しましょう。金利がわかれば、「元金額×金利(利率)×預入期間」で計算できます。

一例として、元金が200万円、金利が年0.2%(税引前)の場合、1年後に受け取れるのは4,000円です。ただし、上記の利息は税抜前であり、実際に受け取れるのは源泉分離課税により税金が徴収されたあとの金額となります。

個人の場合、預金の税率は一律で20.315%であり、税金を考慮すると実際の受取額は3,188円です。

利子との違い

利息と利子は同じ「金銭の貸し借り・預金に対して必要となる対価」を指す言葉です。明確な使い分けの基準はありませんが、基本的には「利息」のほうがメインで使用されています。

利息と利子の違いとしては、受け取る側・支払う側のどちらが使うかによって使い分けられる場合がある点や、法律の種類によってどちらが使われるかが異なる点にあるといえます。

お金を貸した側が受け取るお金を利子、お金を借りた側が支払うお金を利息と使い分けられることがあります。

また、所得税法等の法律用語では「利子税」や「利子所得」のように「利子」が用いられ、利息制限法や貸金業法等では「利息」が用いられることが一般的です。

預金種類別の金利の特徴

預金種類別の金利の特徴

預金にはさまざまな種類があり、それぞれの特徴があり、金利も異なります。ここからは、預金の種類ごとの特徴や金利について解説します。

普通預金

普通預金は、自由に預入れや払戻しができる預金口座で、預入期間の定めがないのが特徴です。

都市銀行・インターネット専業銀行・モバイル専業銀行の普通預金の金利の相場は0.2%~0.5%で、全国258機関の平均の預金金利は0.182%です※1,2

貯蓄預金

貯蓄預金は、残高が決まった基準残高を超えると普通預金よりも金利が高くなる商品が多いようです。預入期間の定めはなく、出し入れ自由な一方で口座振替などの利用はできないのが特徴です。

都市銀行・インターネット専業銀行・モバイル専業銀行の貯蓄預金の金利の相場は0.2%~0.57%、全国258機関の平均の預金金利は金額によって異なり10・20万円以上で0.179%、30・40万円以上で0.178%です※1,2

定期預金

定期預金は、1年後、3年後などの預入期間を決めると原則満期日まで引出しができません。一方で、ほかの預金商品に比べて金利が高いのが特徴です。

都市銀行・インターネット専業銀行・モバイル専業銀行の金利相場は0.2%~1.1%、全国258機関の平均預金金利は定期預金の種類によって異なりますが、スーパー定期300未満は1年で0.257%、3年で0.309%となっています※1,2

預金商品を選ぶ際は、金利の高さと併せてそれぞれの預金の特徴を理解し、自分に合ったものを見極めることが大切です。

「みんなの銀行」の金利や普通預金・貯蓄預金の特徴

現在、預金口座の開設を検討している場合は、ふくおかフィナンシャルグループの傘下である「みんなの銀行」での口座開設もぜひチェックしてみてください。ここからは、みんなの銀行の金利や普通預金・貯蓄預金の特徴を解説します。

みんなの銀行の金利

デジタルバンクであるみんなの銀行の口座は、お金をいつでも移動できるのに高金利なのが特徴です。普通預金の基準金利は0.30%、貯蓄預金の基準金利は0.37%※1となっており、前項にて紹介した平均預金金利と比べても高い水準といえます。

またサービス利用料月額600円で加入できるプレミアム会員の場合、貯蓄預金の金利が0.57%※1,2になる点も大きな特徴です。

プレミアム会員になると、金利アップに加えてATM出金手数料や他行振込手数料がお得に利用できる点も魅力です。さらに、デビットカード利用のキャッシュバック率5倍、ショッピング保険などほかにもさまざまなサービスが受けられます※2

みんなの銀行の「普通預金」の特徴

普通預金については、スマートフォンのアプリだけで、日本全国のセブン銀行ATMで24時間いつでも入出金ができます。

振込も24時間365日いつでも利用できるほか、ことら送金を使うことで、手数料無料で送金できるのも強みです。

みんなの銀行の「貯蓄預金」の特徴

みんなの銀行の貯蓄預金は、口座開設時に普通預金と同時に開設されます。

Banking画面

いつでも移動できるのに高金利

貯蓄を行なう際は普通預金の資金をアプリから手軽に移動でき、移動した分は貯蓄預金の金利(基準金利:0.37%、プレミアム会員:0.57%※1,2)が適用されるのが特徴です。

スケジュール設定で移動を自動化

自動振替設定をしておくことでお金の仕分けや貯蓄を自動化できます。振替スケジュールは毎日・毎週・毎月・毎年から選ぶことができ、金額は1円から設定できます。

あなたのスタイルに合わせて自由に作成

貯蓄預金では、「ボックス」機能を活用することで「旅行用」「大きい買い物用の積立」など最大20個まで目的別に貯蓄・管理することができます。

みんなの銀行のおすすめのサービス

レコード機能を活用することで、口座への入金額や支払いなどの利用金額を自動で記録してくれるため、かんたんに支出管理ができます。

レコードではほかの銀行口座残高やクレジットカードの利用金額などとも連携できるため、お金の動きをまとめてチェック可能です。総資産の推移も自動でグラフ化され、ひと目で確認できます。

また、みんなの銀行では口座開設と同時にデビットカードが発行される点も特徴です。発行されたデビットカードを利用すると、利用金額の0.2%のキャッシュバックを受けられます。

そのほか、紙の請求書のQRコードやバーコードをアプリで読み込むことで、コンビニエンスストアなどに行かなくても支払いができる魅力的な機能も備わっています。

  • ※1 2025年2月25日時点、 記載の金利0.30%(税引後0.239%)、0.37%(税引後0.294%)、0.57%(税引後0.454%)は年利率です。利息には復興特別所得税を付加した20.315%の税金がかかります。記載の金利は、市場金利情勢などにより変更になる場合がございます。​上記預金は預金保険の対象であり、同保険の範囲内で保護されます。
  • ※2 プレミアムサービスは利用料月額600円が必要です。詳しくはこちら

預金の金利や利息まとめ

預金において、金利は口座などにお金を預けた際に金融機関から支払われる利息の割合、利息は元金と金利、期間に応じて受け取れるお金を表すものとして使われています。

また、利息の付き方には「単利」と「複利」があり、効率よく預金を増やしたい場合は元金に利息を加えた金額に利息が生じる複利を選ぶのがおすすめです。金利は普通預金・貯蓄預金・定期預金など預金の種類によって適用される金利が異なるため、それぞれの預金の特徴と金利の両方をチェックして選ぶとよいでしょう。

貯蓄用に銀行口座の開設を検討している方は、みんなの銀行をチェックしてみてはいかがでしょうか。みんなの銀行の口座は、いつでも資金を移動できるのに高金利なのが特徴で、効率的に預金を増やしたい方に適しています。

また、普通預金はスマートフォンアプリのみで入出金可能、貯蓄預金もアプリで手軽に資金を移動し、貯蓄目的ごとに預金を管理できます。

「使いやすい銀行口座を開設したい」「効率良く預金したい」と考えている方は、ぜひみんなの銀行の口座開設をご検討ください。

スマホだけで口座開設、すぐに使える

まずは無料でダウンロード

口座開設方法について ボックスについて

人気記事

  • ※掲載しているアプリ画面は開発中のものにつき、実際の仕様とは異なる場合があります。
  • ※「スマホATM」は株式会社セブン銀行の登録商標です。
  • ※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
  1. みんなの銀行TOP
  2. サービス一覧
  3. 貯める
  4. 預金でよく聞く金利・年利・利息とは?銀行に預ける際に知っておきたい用語
アセット 1 GET APP
  • App Store インストール
  • Google Play ダウンロード